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Tシャツについての説明をしています!

 

『Tシャツ 見分け』
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usagi  

トレーナーやTシャツなどの丸首の商品は洗濯すると衿の部分が伸びてしまったという経験ありませんか?。
ほとんどのの方は生地が悪いからだと思っているでしょう。いぇいぇそうではないのですょ。それには実は縫製の問題もたくさんあるのです。ただし、衿自体に編みこんである細いゴム(ポリウレタン)が劣化して切れたりして伸びるのは避ける事はできません 。 品質や良い商品の見分け方などご紹介します。

衿ってどんなもの

Tシャツやトレーナーの衿は、テレコを使う場合とフライスを使う場合とがあります。
フライスはフライス編みと言って、編み方で伸縮性を確保しています。
テレコは生地の中にポリウレタンを少し編み込んであり、このポリウレタンにより伸縮性を確保しています。

衿の生地自体の劣化によって衿が伸びることも多くあります。例えばポリウレタンの劣化であったり、編み目の移動などです。

選び方

Tシャツを買うときには、脇や袖のミシンの縫い目にも気をつけましょう。値段が高いから良いTシャツで安いからといって悪いTシャツだとは言えません。
安くてもしっかりした作りになっているTシャツもありますので、Tシャツを見る目を養いましょう。

衿の編み目がしっかりしている物を選びましょう!
編み目が詰まっているものは、洗濯しても原型をとどめますが、編み目が詰まっていなくて、緩いものは、編み目が移動しやすいので、原型をとどめない傾向にあります。

フライス編みのTシャツの場合
目が詰まっていて、柔らかい風合いの衿なら大丈夫!
Tシャツの衿の生地自体に高い部分と低い部分があります。この間隔が詰まっているものを、まず選びましょう。その衿を手で触ってみて、柔らかい衿でしたら十分伸びるし、洗濯しても長期間型崩れしないTシャツの衿です。
触ってみて硬い感じの衿の場合も型崩れはしにくいですが、着脱の際に頭が通りにくいなどの問題があるかもしれません。

目が多少開いていても柔らかい衿なら大丈夫!
Tシャツの衿の生地自体の高い部分と低い部分がの間隔が詰まっているものがベストですが、この間隔が多少開いていても、生地自体が柔らかいものでしたら、伸縮性はあるので、ベターな選択になると思います。

目が開いて、しかも硬い風合いの物は避ける方が無難!
Tシャツの衿の生地自体の高い部分と低い部分が開いてしまっていて、手で触った感じが硬い衿は衿自体が伸び切ってしまっている可能性があります。また、目が詰まっていない衿は編み目自体が動き易く、変形も起こり易いと考えられます。

縫製

トレーナーやTシャツは身頃側の衿ぐりより衿のほうが小さく作られています。 これを縫製するときにどうするかによって、洗濯後に差が出るのです。

悪い縫い方
身頃の衿ぐりより衿の方が小さいのだから小さい方の衿を伸ばして縫う。 この方法だと縫製技術があまり高くない人が縫っても衿を付けることができます。 でも縫い上がった状態では縫い目が波打っています。 これをアイロンでうまくごまかして出荷するのです(アイロンがけはかなり大変です)。 このような商品はどんなに高級な生地を使っても洗濯すると衿が伸びてしまいます。

良い縫い方
身頃の衿ぐりより衿の方が小さいので小さい衿を伸ばさず、衿に合わせて身頃側を少しギャザーを入れるような感じでいせ込むように縫います。 この方法は縫う人の高い技術を必要とします。縫い上がった状態では衿がすっきりと付いており身頃側に少しシワがあるように見えます。良い生地を使った商品ではほとんど衿が伸びないと言われています。

品質

大切なことは設計通りに作られているのかどうか 。
伸び止めテープや二本針で補強してあるとか、書かれていますが・・・・・・・・。 品質には、設計品質と製造品質があります。 設計段階で衿の大きさと衿ぐりの大きさのバランスや、どのようにして強度を出すかなどを決めます。(設計品質) 設計者(デザイナーやパタンナー)の設計通りの商品を製造段階で実現するのが製造品質です。
設計はだいたい一流のデザイナーやパタンナーを使うし、Tシャツやトレーナーのパターンはだいたい決まっているので、設計品質の差はそんなに大きくはありません。しかし製造品質に差があるのでかなり悪いものも出まわっています。
製造品質が悪いと言うことは、設計と違うものが出来あがると言うことです。

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Last update:2022/6/23

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